増毛町の旧商家でコスプレ楽しむ催し 道内の愛好家が集まる

日本海側の増毛町で国の重要文化財に指定されている明治時代の邸宅にコスプレ愛好家が集まり、写真撮影を楽しむイベントが開かれました。

このイベントは国の重要文化財に指定されている明治時代の邸宅、「旧商家丸一本間家」の魅力を若い世代に知ってもらおうと、増毛町の教育委員会が去年に続き開催しました。
20日は道内各地からゲームやヒーロー映画のキャラクターの衣装に身を包んだおよそ30人が参加しました。
イベントでは、ふだん立ち入りが制限されている場所にも自由に入って写真を撮ることができ、参加者たちは明治の雰囲気が残る畳の間や庭が見える窓の前でお気に入りのキャラクターになりきって写真撮影を楽しんでいました。
また、主催した教育委員会の職員もコスプレ姿で参加し、コスプレ初心者の人たちにポーズのとり方などをアドバイスしていました。
去年も参加したという留萌市の男性は「地域を盛り上げたいと思いことしも参加しました。コスプレは別人になりきれるのがとても楽しいです」と話していました。
イベントを企画し、自身もコスプレ歴10年という増毛町教育委員会の小笠原潤さんは「今後も開催を続け、もっと大きなイベントに成長させていきたいです」と話していました。