天塩町の高校生が課外授業で地元の名所を訪問

道北の天塩町で自分たちが暮らす町に興味を持ってもらおうと地元の高校生たちを町の名所に案内する課外授業が行われました。

この課外授業は毎年この時期に天塩町が企画していてことしも天塩高校に入学したばかりの1年生28人が参加しました。
生徒たちは、はじめにオオハクチョウやマガンなど渡り鳥の休憩地となっている天塩川近くの振老沼にバスで案内され、湖のほとりで双眼鏡を使って、野鳥を観察したり写真を撮影したりしました。
このあとは縄文時代の暮らしを知ることができる「川口遺跡」を訪れ、復元された「たて穴式住居」を見学し、当時の人たちの暮らしに思いをはせていました。
参加した生徒は「これまで町の自然には興味がなかったのですが、よい町だなと感じました。ほかにも町の良いところをたくさん知っていきたい」と話していました。
生徒たちを案内した天塩町企画商工課の菅原英人主幹は「地域の豊かな自然を感じてもらえたと思います。これからも課外授業を続けていきたいです」と話していました。