羊蹄山 登山中に動けなくなった日本人3人救助 命に別状なし

19日午後、後志の羊蹄山で登山をしていた男女あわせて3人のグループが寒さのため動けなくなりました。3人は午後4時半すぎに救助され、このうち女性が低体温症の疑いで病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。

警察と消防によりますと、19日午後1時すぎ、羊蹄山で登山をしていた日本人の男女あわせて3人のグループから「寒さで動けなくなった」と消防に通報がありました。
警察によりますと、3人は友人同士でいずれも30代とみられ、女性が1人、男性が2人で、このうち女性が寒さで動けなくなったということです。
3人は午後4時半すぎに警察のヘリコプターで救助され、このうち女性が低体温症の疑いで病院に搬送されましたが、命に別状はないということです。
3人は日帰り登山で19日午前5時半ごろに真狩村から入山し、山頂を目指していましたが、8合目と9合目の間で動けなくなったということです。
3人はウインドブレーカーなど軽装だったということです。
警察は雪が残っている山に登山に行くときには十分な装備をそろえるよう呼びかけています。