名寄 きょうもクマの目撃情報相次ぐ 警察が警戒呼びかけ

18日、住宅街の近くでクマが目撃された名寄市では19日も目撃情報が相次ぎ、警察などが警戒を続けています。

警察によりますと、18日午後4時すぎ、名寄市徳田の住宅街の近くで名寄高校の教員から「クマを見た」と通報がありました。
警察が付近をパトロールしたところ高校からおよそ1キロ離れた市道を体長1メートル20センチほどのクマ1頭が歩いているのを見つけたということです。
また、18日午後7時半ごろには住宅街からおよそ3キロ離れた名寄市緑丘のバス停の近くで「体長1メートルほどのクマを目撃した」と警察に通報があったということです。
市や警察は目撃情報が相次いだことから、19日朝、現場付近をパトロールし警戒を呼びかけました。
19日は午後2時20分ごろにも「体長1メートルほどのクマを見た」という通報がありました。
クマが目撃されたのは一般住宅からおよそ150メートルほど離れた名寄市緑丘にある北国博物館の近くだということです。
また、午後4時40分ごろには名寄市東6条南9丁目のコンビニエンスストアの近くでクマ1頭が歩いているところを警察官が目撃したということで、警察は、引き続き、付近の住民に警戒するよう呼びかけています。