東温水プール火災受け札幌市が32スポーツ施設一斉点検へ

札幌市は、市のスポーツ施設「東温水プール」で火事が起きたことを受け、ほかの32のスポーツ施設の安全管理に問題がないか、一斉点検を行うことになりました。

札幌市東区の東温水プールでは、17日午後7時ごろ、倉庫内で火事があり、保管されていた備品などが焼けましたが利用者や職員にけがはありませんでした。
消防が調査していますが、市によりますと、倉庫はふだん施錠されていて、中から火が出た原因はよくわかっていません。
こうした状況を受けて札幌市は、市のほかの32のスポーツ施設の安全管理に問題がないか、一斉点検を行うことになりました。
対象となるのは、東区の「つどーむ」や豊平区にある「月寒体育館」などで、営業は続けながら火災の予防対策や避難ルートなどを点検するということです。
「東温水プール」については、設備点検や清掃を行ったうえで今月27日に営業を再開する予定です。