JICA海外協力隊の隊員が帯広市を表敬訪問

JICA=国際協力機構の海外協力隊として派遣される帯広市の3人が18日、市役所を表敬訪問しました。

帯広市役所を訪れたのは、JICAの海外協力隊としてアフリカのマラウイに派遣される岩田未玖さん(28)とフィジーに派遣される岡本春香さん(29)、そして、カンボジアに派遣される西川和也さん(66)の3人です。
このうち、カンボジアに派遣される西川さんは会社を定年退職したのをきっかけに協力隊に応募し、土木技術者として活躍してきた経験を生かして現地の職業訓練校で学生の指導などに携わるということです。
3人と面会した帯広市の池原佳一副市長は「ひとつひとつの体験を大切に、日本に戻ってからも活躍してもらえればうれしいです。各国との相互理解の架け橋になってください」と激励しました。
面会を終えて西川さんは「これまでの経験で得たことをカンボジアの技術者の卵の人たちに教えたいです。健康に気をつけて頑張りたいと思います」と話していました。
3人は来週以降順次日本を離れ、およそ2年間現地で活動する予定です。