亘理伊達家ゆかりの“端午の節句甲冑展” 伊達市で20日から

明治時代に仙台藩の亘理伊達家が移り住んだ地である伊達市で、ゆかりのかっちゅうなどを集めた「端午の節句甲冑展」が20日から始まります。

伊達市には、亘理伊達家の移住の際に持ち込まれた武具などが多数残っています。
ふだんは見ることができないそうしたかっちゅうなどを端午の節句にあわせて見てもらおうと、だて歴史文化ミュージアムでは20日から「端午の節句甲冑展」を開催します。
会場では、初代の実元を含む亘理伊達家の代々の当主のかっちゅうが並ぶほか、寄贈された日本刀なども展示されます。
伊達市教育委員会の黒田格男学芸員は、「端午の節句にかっちゅうと武具を飾るような企画展示というのは北海道では珍しいと思います。かぶとにはひとつひとつ個性があるので、違いなどを楽しんでいただけたら」と話しています。
「端午の節句甲冑展」は6月23日まで開かれています。