旭川市が健康促進アプリを開発 4月から無料配信を開始

旭川市はウォーキングの歩数や体重、血圧などを記録することでポイントがたまり、抽せんで景品が当たるアプリを新たに開発しました。

旭川市が新たに開発したのは「あさひかわ健幸アプリ」で、4月から無料で配信を始めました。
アプリはウォーキングの歩数がスマートフォンと連動して自動的に記録され、あらかじめ設定した目標を達成するとポイントがたまります。
体重や血圧の数値、健康診断の受診歴などを登録してもポイントがたまる仕組みで、そのポイント数に応じて抽せんで旭川の特産品などの景品が当たります。
また、アプリには▼個人やグループを作って歩数を競う機能や、▼健康に関連するイベントの通知機能も備わっています。
旭川市が昨年度に市民を対象に行ったアンケートでは、「1年を通してどのくらいの頻度でスポーツや運動を行っているか」という設問に対し、回答者の4割を超える人が「まったく行っていない」と答えていて、運動不足の解消が課題となっています。
旭川市保健所の渡辺顕久次長は「幅広い年代に気軽に健康づくりに取り組んでもらおうとアプリの運用を始めた。今後はスマートフォンに不慣れな高齢者を対象に操作方法を教える説明会を開きたい」と話していました。