春の全国交通安全運動 幕別町 通学路で速度違反の取締り

春の全国交通安全運動に合わせ、十勝の幕別町では15日朝、通学中の子どもたちの交通事故を防ごうと、警察による速度違反の取締りが行われました。

幕別町の札内南小学校の前の道道では、持ち運びできる速度違反の取締り装置「可搬式オービス」が設置され、通学時間の午前7時から1時間程度、警察官がスピードを出しすぎていないかチェックしました。
取締りを行った道道は片側1車線で制限速度が時速40キロですが、国道への抜け道となっていて比較的交通量が多くスピードも出やすいということです。
道警によりますと、道内で去年までの5年間に歩行中の交通事故で死傷した児童371人のうち、およそ6割の221人は登下校中だったということです。
取締りを行った十勝機動警察隊の和崎栄造中隊長は「子どもは突然走り出すこともあるので、周囲に注意して、スピードダウンと余裕を持った運転を心がけてほしい」と話していました。