濤沸湖周辺で大型連休前にゴミ拾い 集めたゴミは約570キロ

大型連休を前に、ラムサール条約に登録されているオホーツク海側の濤沸湖周辺で地元の観光協会などがゴミ拾いを行いました。

この取り組みは、小清水町観光協会が町や地元の網走漁協などと一緒に、大型連休を前にしたこの時期に行っているもので、ことしで18回目となります。
13日は200人あまりが参加し、5つのグループに分かれてラムサール条約に登録されている濤沸湖や隣接する小清水原生花園の周辺などを清掃しました。
このうち濤沸湖では、漁業者が船を出して水際まで近づき、水につかりながらペットボトルやロープなどを拾っていました。
13日に集めたゴミの量はおよそ570キロにのぼり、お菓子の袋やペットボトルなどプラスチックのゴミが多かったということで、参加した漁業者は「プラスチックのゴミは長い間残るので、環境を守るために捨てないで観光してほしい」と話していました。
また濤沸湖水鳥・湿地センターの梅津義則センター長は「ポイ捨ては自然景観を壊すだけでなく野生生物にも影響があるのでやめてもらいたい」と話していました。