滝川 グライダーのテスト飛行 シーズン開始前に

スカイスポーツが盛んな滝川市で、グライダーのシーズンが始まるのを前に、テスト飛行が行われました。

滝川市にある航空公園、「たきかわスカイパーク」の周辺は、上昇気流が発生しやすいことなどから、公園にはグライダーの愛好家が訪れていて、13日からグライダーの体験飛行などの営業が始まります。
営業開始を前に、12日は、滝川スカイスポーツ振興協会が所有する25機のグライダーのうち、11機のテスト飛行が行われました。
はじめに、それぞれの機体について、パイロットが計器類に不具合がないかや、尾翼などが正常に動くかを念入りに確認しました。
そして、機体は軽飛行機に引かれて離陸し、上空でワイヤーが外されると、上昇気流をとらえて、飛んでいました。
グライダーのパイロットは、雪が残る山を背景に、15分から20分間のテスト飛行で確認を終えて、シーズン開始に備えていました。
パイロットの清水拡智さんは「上空ではスピードを出したときに異常な音がしないかなどを確認しました。安全な飛行を心がけて、大空を楽しむ人たちの手助けをしたいです」と話していました。