鷹栖町が自転車で登下校する小中学生にヘルメット贈る

自転車に乗る人のヘルメット着用が努力義務となって1年となるなか、上川の鷹栖町は子どもたちの安全を守ろうと、自転車で登下校する町内の小中学生にヘルメットを贈りました。

自転車に乗る際のヘルメット着用は20234月に努力義務となり、4月6日から行われている「春の全国交通安全運動」でも重点項目のひとつに掲げられています。
鷹栖町では子どもたちの安全を守ろうと、自転車で登下校する町内の小学生と中学生あわせておよそ170人にヘルメットを贈りました。
12日は、町内の学校を代表して鷹栖中学校で贈呈式が行われ、谷寿男町長から生徒2人にヘルメットが手渡されました。
町によりますと、贈られるヘルメットは軽くて衝撃に強いうえ、児童や生徒の成長にあわせてサイズ調整がしやすくなっているということです。
警察によりますと、2023年までの5年間に、道内で起きた交通事故で自転車に乗っていて死亡した45人のうち41人がヘルメットを着用していなかったということです。
中学3年の石川大翔さんは「ヘルメットを手渡され、交通安全への意識が高まりました。自転車に乗るときは必ずヘルメットを着けます」と話していました。