道警察学校で入校式 道警に採用の警察官に辞令交付

この春、道警に採用された警察官の入校式が、札幌市の警察学校で12日行われ、警察官に辞令が交付されました。

札幌市南区にある北海道警察学校で行われた入校式には、この春採用された警察官387人が出席しました。
入校式では、道警本部の伊藤泰充本部長が代表者に辞令を交付しました。
入校生代表の池田將太巡査は、「なにものにもとらわれず、なにものをも恐れず、なにものをも憎まず、良心のみに従い、警察職務の遂行にあたることを固く誓います」と宣誓しました。
これに対して、伊藤本部長は「道民が安全を実感し、多くの人が安心して訪れることのできる北海道の実現に貢献する立派な警察官に成長することを心から祈っています」と訓示しました。
入校生は、半年から10か月間、寮生活を送りながら、警察官に必要な法律や捜査に関する知識や技術について学び、各地の警察署に配属されます。
入校した小林美香巡査は「勉強や体力、精神ともに警察学校で鍛え上げて、困っている人たちに寄り添える、警察官になりたいと思います」と話していました。