釧路市中央図書館の裏側は バックヤードツアー開催

釧路市の図書館でふだん立ち入ることができない図書館の書庫などを見学するツアーが開かれました。

釧路市中央図書館で11日、開かれたイベントには、親子連れなど市内に住む8人が参加しました。
はじめに図書館のスタッフから収蔵している本を番号でグループ分けしていることなどが説明されたあと、自動貸出機を使って本を借りる体験をしました。
続いて一行は図書館が収蔵している35万冊のうち20万冊が保管され、ふだんは立ち入ることができない書庫に案内されました。
参加者らはたくさんの本が並べられた本棚を実際に動かしたり資料を興味深そうに眺めたりしながら、図書館の裏側を探索していました。
参加した20代の男性は「ふだんは館内をすべて見て回ることができないので、新鮮でした」と話していました。
釧路市中央図書館の木村美咲さんは「図書館は資料の収集と保管も大切な仕事なので、裏側を見ていただくことで図書館に興味を持ってほしい」と話していました。
図書館では、4月21日にも同様のツアーを開くことにしています。