旭川市東旭川町でチンゲン菜の収穫が最盛期 道内有数の産地

中国料理の炒め物やおひたしなどに使われるチンゲン菜の収穫が道内有数の産地、旭川市で最盛期を迎えています。

旭川市は道内有数のチンゲン菜の産地で、2023年は245トンを出荷しています。
このうち、郊外の東旭川町にある菅原俊雄さんの農業用ハウスでは4月3日から収穫が始まり、最盛期を迎えています。
10日も菅原さんや近所の人たちが、20センチ以上に青々と育ったチンゲン菜をひと株ずつはさみで根元から丁寧に切り取り、収穫していました。
地元の農協などによりますと、この時期のチンゲン菜は昼と夜の寒暖差によって糖分を蓄えるため、甘みが強く、サイズも大きく育つということです。
菅原さんは「甘くて、水分がたっぷりのみずみずしいチンゲン菜に育ちました。冬の時期から丹精込めて作ったのでぜひ食べてほしいです」と話していました。
菅原さんのハウスでは11月中旬まで栽培と収穫が続けられ、地元のほか、札幌市や釧路市などに出荷されるということです。