江別 幼稚園児が横断歩道の渡り方学ぶ 安全運転呼びかけも

春の全国交通安全運動にあわせて江別市の国道で、幼稚園児が横断歩道の渡り方を学び、ドライバーに安全運転を呼びかける取り組みが行われました。

江別警察署前の国道12号線で行われた取り組みには、元江別わかば幼稚園に通う年長の園児70人が参加しました。
園児たちはまず、信号機のある交差点で、横断歩道の渡り方を学び、警察官からドライバーに見えるよう、手を高くあげて渡るなどの説明を受けました。
そして、歩行者用の信号が青色になったのを確認してから、左右をよく見て、手をあげて横断歩道を渡っていました。
このあと園児たちは国道沿いに立ち、「スピードダウン!」や「シートベルトをしめて」などと書かれた黄色い旗を持ってドライバーに安全運転を呼びかけました。
参加した5歳の園児は、「横断歩道を渡るときは、手をあげて、右左をちゃんと確認したい」と話していました。
江別警察署の高谷政伸交通課長は、「ドライバーは、子どもが急に飛び出すことを考えて運転してもらいたい。保護者には、手をあげて渡ることを家でも教えてほしい」と話していました。