函館近海の“未利用魚”活用した新たな防災食 開発

販路が限られ捨てられることもある函館近海の「未利用魚」や、道南の食材などを使った防災食が新たに開発され、販売が始まっています。

この防災食は、地元の漁業者や水産加工会社、農家などが協力して開発・製造した雑炊で、今月から函館市内で販売されています。
函館近海で水揚げされたもののサイズが小さいことなどから販路が限られ、安く買い叩かれたり捨てられたりすることもある「未利用魚」を少しでも減らそうと、サバやイワシが活用されています。
さらに、北斗市の玄米や厚沢部町のマイタケなど道南の食材が使われていて、賞味期限は製造から1年で、そのままでも食べられます。
担当者によりますと、商品開発のきっかけの1つは能登半島地震で、長引く断水や避難生活の際に少しでも助けになるよう水分を多めにしているほか、さまざまな具材を使うことで栄養価を高めているということです。
この防災食を開発した川崎良平さんは「年明けから地震が多くとても不安に感じるなか、万が一の備えをふだんからみんなですることで災害に強い函館になると思う。災害時や防災食のことをもう一度考えてもらえればと思います」と話していました。