観光シーズン前に 七飯町の大沼で遊覧船を湖に戻す作業

春の観光シーズンを前に、道南の七飯町にある湖、大沼では冬の間、陸上で保管していた遊覧船を湖に戻す作業が行われました。

七飯町の大沼国定公園の遊覧船は、毎年、湖の氷がとけて船が安全に運航できる4月中旬から営業を開始します。
9日は営業が始まるのを前に、冬の間、陸揚げされていた5隻の遊覧船を湖に戻す作業が行われ、台車に載せられた船がスロープをつたって湖に浮かべられていきました。
その後、船のエンジンを稼働して、かじが正常に動くかなどを確認していました。
遊覧船を運航する会社の堀純さんは「ことしは氷がとける時期が遅く心配でしたが、今月に入りすべてなくなってほっとしています。遊覧船から大沼に浮かぶ島々の風景を楽しんでもらいたいです」と話していました。
実際の遊覧コースで試運転などを行って安全を確認したあと、早ければ10日にも営業を始めるということです。