新しい渡島総合振興局長に佐藤秀行氏が就任

道の渡島総合振興局の新しい局長に佐藤秀行氏が就任し、「現場主義で取り組みたい」と抱負を述べました。

佐藤局長は上川の当麻町出身の56歳。道の産業振興課長や経済部次長などを経て、4月1日付けで渡島総合振興局の局長に就任しました。佐藤局長は就任会見で、「仕事は人と人との関係があってのものなので、相手を知り、思いを伝える努力をして現場主義で取り組みたい」と抱負を述べました。
その上で、道の幹部として「企業版ふるさと納税」の推進に関わってきた経験に触れ、「一朝一夕には出来ないが、ゆかりのある企業を自分の足で回り、寄付により実現したい未来の姿を訴え続けることが大事だと感じた」と述べ、現場重視で取り組んでいく考えを示しました。
一方、火山活動の活発化が懸念される北海道駒ヶ岳への対応については、「警察や自衛隊などと互いに顔の見える関係を作り、訓練も含めて連携しながら安全安心の備えを進めていく」と述べました。