政治資金問題 堀井学衆議院議員が処分など説明し陳謝

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、党の役職停止の処分を受けた堀井学衆議院議員が、6日夜、苫小牧市で地元の党の関係者に処分などについて説明し、陳謝しました。

衆議院比例代表北海道ブロック選出の堀井学前内閣府副大臣は、派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で、2196万円のキックバックを受け取りながら政治資金収支報告書に記載しておらず、今月4日、自民党から1年間の党の役職停止の処分を受けました。
堀井氏は6日夜、苫小牧市で地元の党の関係者とおよそ2時間にわたって非公開で会合を行いました。
出席した関係者によりますと、堀井氏は処分の内容や政治資金収支報告書に記載しなかった経緯などについて説明し陳謝したということです。
また堀井氏は苫小牧市の事務所を閉鎖した背景なども説明し、活動の進め方について意見を交わしたということです。
堀井氏は会合終了後、記者からの問いかけに対し「政治資金不記載問題でわたしにも該当するものがありましたので、丁寧におわびを申し上げました」と述べました。
また堀井氏は6日、自身のフェイスブックを更新し「処罰を真摯に受け止め、今後は政治に対する信用と信頼を取り戻すべく精進して参る所存です。皆様に深くお詫びを申し上げます」としています。