函館 春の全国交通安全運動を前に決起集会

6日から「春の全国交通安全運動」が始まるのを前に、5日函館市で決起集会が開かれ、交通事故の防止を呼びかけました。

決起集会は函館市の函館競輪場で開かれ、警察や交通安全協会の関係者などおよそ160人が参加しました。
この中で、道警函館方面本部の伊藤奨本部長が「コロナ禍の収束とともに人の流れが活発になり事故の発生が懸念されている。交通安全の啓発や悪質な違反の取り締まりを推進していく」と述べました。
その後、競輪の現役選手によるトークショーが行われ、自転車に乗る際のヘルメット着用の重要性など交通事故の防止を呼びかけました。
「春の全国交通安全運動」は6日から4月15日までの間、自転車や電動キックボードを利用する際のヘルメット着用や子どもたちが安全に通行できる道路環境の確保などを重点に取り組みが強化されます。
道警函館方面本部交通課の石橋崇彦次席は「これから自転車の利用も活発になるが、万が一、事故に遭った際にはヘルメットが命を守る『最後のとりで』になるので、正しく着用し、安全に利用して欲しい」と話していました。