三笠市 不発弾のようなもの“旧日本軍の砲弾 爆発危険なし”

５日、三笠市役所に住民が持ち込んだ「不発弾のような物」は、自衛隊が調べた結果、旧日本軍の砲弾で爆発の危険はないことが確認されました。当初、市役所では警察が職員や来庁者を避難させるなど、一時、騒然としました。

５日昼ごろ、三笠市役所の職員から「住民が自宅の納屋で見つけたという不発弾のような物を持ち込んだ」と警察に通報がありました。
警察によりますと、市内に住む６０代の男性が午前１１時ごろに持ち込んだということで、金属製で直径５センチ長さ１５センチほどの円筒形をしていたということです。
その後、自衛隊が回収して調べたところ、旧日本軍の砲弾で火薬は入っておらず、爆発の危険はないことが確認されました。
持ち込まれた当初、市役所では爆発の恐れがあるとして職員や来庁者などおよそ２２０人が避難したほか、周辺の道路が通行止めになるなど、一時、騒然としました。
市役所は午後４時半に業務を再開したということです。