鈴木知事 長谷川岳議員に“言動が威圧的”改めるよう申し入れ

自民党の長谷川岳参議院議員の言動をめぐり、鈴木知事は威圧的に感じた職員が複数確認されたとして5日、本人に対し対応を改めるよう申し入れたことを明らかにしました。

鈴木知事は5日の記者会見で自民党所属で参議院北海道選挙区選出の長谷川岳議員について、政策などの説明の際に厳しいことばづかいなどがあり威圧的に感じた幹部職員が複数確認されたことを明らかにしました。
また、東京の事務所などに呼ばれて説明を求められるケースも多く、最も多い職員は昨年度の1年間で20回以上出張したということです。
その上で鈴木知事は5長谷川議員に対し、職員への対応を改めるよう申し入れたほか、今後は聞き取り調査の対象を広げて事実確認を進めるということです。
鈴木知事は「私自身、事実を把握できていなかったことを反省しなければいけない。ふだんの発言など少し強い口調で話すところがある方なので、信頼回復のために気持ちを入れ替えて対応してほしい」と述べました。
長谷川議員をめぐっては先月発売された「週刊文春」で札幌市の職員を東京の事務所に繰り返し呼び出して説明を求めたり強く叱責したりしていることなどが報じられ、秋元市長が「かなりきつい調子で話す方で、そういうふうに受け止める人もいると思う」と述べていました。