モーグルの五輪メダリストが子どもたちにスキー教室 札幌

北京オリンピックスキーフリースタイルモーグルのメダリストらが札幌市のスキー場を訪れ、子どもたちに滑り方のコツなどを教えました。

5日、「さっぽろばんけいスキー場」で行われたスキー教室には、地元の子どもたちなどおよそ60人が参加しました。
講師を務めたのは、北京オリンピックの男子モーグルの銅メダリスト、堀島行真選手やスウェーデン代表で金メダリストのウォルター・ウォールバーグ選手ら7人です。
子どもたちは、はじめに緩やかな斜面でターンなどモーグルの基本動作を練習しました。
そしてコブがある斜面に移動すると、堀島選手たちは子どもたち1人1人に声をかけて、滑り方のコツやけがのリスクを減らすための体の使い方などを教えていました。
指導を受けた中学2年生の男子生徒は「トップ選手からアドバイスをもらえてうれしいです。もっと上手くなれるよう頑張りたいです」と話していました。
小学5年生の女の子は「失敗しても優しい言葉をかけてくれました。将来はオリンピック選手になりたいです」と話していました。
堀島選手は「培ってきた技術を伝えられるのはすごく価値のあるものだ。子どもたちからいつか僕自身を超えるような選手が現れてくれるとうれしい」と話していました。