函館 遺愛女子 “旧宣教師館”の周りでクロッカスが見頃

函館市にある学校の庭で春を告げるクロッカスの花が見頃を迎え、訪れた人の目を楽しませています。

函館市杉並町にある遺愛女子中学校・高等学校の「旧宣教師館」の周辺の庭には、古くからクロッカスが植えられていて、毎年この時期に見頃を迎えます。
およそ10センチほどの高さに育ち、紫や白の花を咲かせたクロッカスは、春の日ざしに当たりながらゆっくり揺れていました。
敷地内にはクロッカスのほかに、黄色いフクジュソウや白いスノードロップも咲いていて、花畑のように庭を彩っていました。
訪れた人は、花を踏まないように慎重に歩いたり、写真撮影をしたりしながら花の彩りを楽しんでいました。
函館市に住む40代の女性は、「ここには毎年来ていてことしは2回目です。紫や白のクロッカスもフクジュソウも咲いていて、いろんな色があってきれいです」と話していました。
この庭は、平日の午前9時から午後3時まで一般の人も入って見学できますが、立ち入る際には守衛に声をかけてほしいということです。