道警釧路方面本部 新本部長の堂前氏着任会見

道警釧路方面本部の新しい本部長に堂前康氏が就任し「安心して暮らせる北海道のため全力をつくす」と抱負を述べました。

堂前氏は石川県出身の59歳。
中央大学法学部を卒業後、1987年に警察庁に入り、中部管区警察学校長や道警本部の警務部長などを経て、3月29日付けで道警釧路方面本部の本部長に就任しました。
1日行われた記者会見で、堂前本部長は「安心して暮らせる北海道の実現のために全力を尽くす。そのため、当方面の職員の方々が生き生きと前向きに活動できるような組織作りに努める」と抱負を述べました。
さらに、釧路管内で増加している特殊詐欺被害に触れ「検挙活動はもとより、金融機関などと連携した水際対策に取り組んでいきたい」と述べました。
また、会見では道東で甚大な被害が想定されている千島海溝沿いの巨大地震にも触れ「これまでの各種訓練や必要な資材の拡充などに加え、有事の際には迅速な体制の確立や職員の危機意識の向上、さらに安全確保行動の周知を推進したい」と話していました。