子どもと犬が本の読み聞かせ楽しむ

子どもたちに、犬と一緒に本の読み聞かせを楽しんでもらう催しが、七飯町で行われました。

この「読書介助犬」の取り組みはアメリカで始まったもので、子どもたちが犬と本の読み聞かせを楽しんだり、犬を相手に音読したりすることで読書の習慣をつけてもらうのが目的です。
七飯町にある犬のしつけを行うスクールでは、これまでに読書介助犬として12頭の育成訓練を行っていて、この日は、コーギーやゴールデンレトリーバーなど7頭が参加しました。
催しでは、読書介助犬が子どもたちの隣に伏せの姿勢で寄り添い、時折頭をなでてもらったり、名前を呼ばれたりしていました。
参加した5歳の子どもは「一緒にいろいろな本を読みました。犬をなでたらもふもふしていてかわいかったです」と話していました。
催しを主催した「T・Kドッグスクール」の加藤知宏副代表は、「犬に興味を持つことで、子どもがその場にとどまり、本と接する機会が増える。まだまだ知られていない取り組みなので、同様のイベントを開催して広げていきたい」と話していました。
この催しは5月中旬にも七飯町で開かれる予定です。