恵庭で羊の出産ピーク “かわいい子羊の姿が癒やしに”

恵庭市の観光施設では、羊の出産ピークを迎えていて、羊の赤ちゃんが母乳を飲んだり走り回ったりして、かわいらしい姿を見せています。

恵庭市にある観光施設「えこりん村」では、「ポールドーセット」という鼻が赤いのが特徴の品種の羊がおよそ600頭飼育され、先月から母親の羊の出産が始まっていて、これまでに200頭以上の子羊が生まれています。
26日も飼育員に助けられながら体重3キロほどの子羊が生まれ、母親の羊が生まれたばかりの子羊の体をなめていました。
子羊は雪がとけるまでの間、雨や風を避けるためのハウスの中で母親の羊と過ごしていて、元気に走り回ったり昼寝をしたりしていました。
母親の羊と子羊は、鳴き声やにおいで互いに見分けることができるということで、子羊は迷うことなく母親を見つけ、母乳を飲んでいました。
羊の飼育を担当しているえこりん村の畜産チームの福士大雅さんは「子羊の姿に癒やされます。まずはお母さんの乳をしっかりと飲んで元気に育ってほしいです」と話していました。
羊の出産は、5月上旬まで続き、大型連休のあとには、敷地内で放牧される親子の羊の様子を見ることができるということです。