羽幌町で食中毒30人発症も軽症 レストランは3日間営業停止

3月中旬に羽幌町のホテルのレストランで食事をした大人30人が下痢や発熱、腹痛などの症状を訴え、ノロウイルスが検出されました。保健所は食事が原因の食中毒と断定しレストランを22日から3日間の営業停止の処分にしました。

営業停止となったのは羽幌町北3条1丁目のホテル「サンセットプラザはぼろ」の1階にあるレストラン「二島物語」です。
留萌保健所によりますとこのレストランでは3月11日と12日に3つの団体が食事をしてあわせて30人が下痢や発熱、腹痛などの症状を訴え、このうち12人が医療機関を受診しました。
症状を訴えたのは30代から50代の大人で入院した人や症状が重い人はおらず、いずれも快方に向かっているということです。
保健所では症状を訴えた人と食事の調理に従事していた人からノロウイルスが検出されたため、食事が原因の食中毒と断定しこのレストランを22日から3日間の営業停止の処分にしました。
留萌保健所は、この時期、ノロウイルスの感染が流行しやすいとして、調理前やトイレのあとの手洗い、消毒などの予防策を徹底するよう呼びかけています。