センバツ高校野球 北海 大阪桐蔭に敗れる

センバツ高校野球で北海高校は大会5日目の22日、大阪桐蔭高校と対戦し、1対7で敗れて、1回戦で敗退しました。

北海のセンバツ出場は3年ぶり14回目で、大会5日目の第2試合で、5年連続15回目出場の大阪桐蔭と対戦しました。
北海は先発した松田収司投手が立ち上がりからコントロールに苦しみ、1回と2回で5つのフォアボールを与えましたが、味方の好プレーもあり、無失点で切り抜けました。
しかし、松田投手は3回にヒットとフォアボールなどで満塁とされたあと、6番バッターにカーブを打たれて2点を先制されさらにヒットと押し出しのフォアボールで2点を失いました。
北海の打線は4回に、先頭バッターだった2番の谷川凌駕選手がセンター前にヒットを打ち、3番と4番もヒットで続いて満塁のチャンスを作ったあと、相手のエラーで1点を返しました。
しかし、北海は5回以降は得点できず、6回にも2点を奪われて、1対7で大阪桐蔭に敗れ、1回戦で敗退となりました。
【学校で生徒たちが応援】
札幌市豊平区にある北海高校ではおよそ750人の生徒が体育館に集まって大型のスクリーンで観戦し、甲子園でプレーする選手に声援を送りました。
会場では、生徒たちが用意した応援用のボードをかかげたり、北海の選手がヒットを打つと拍手をしたりして、応援していました。
北海が敗れたあと、応援していた生徒は、「負けてしまったが守りではいいプレーを見せてくれた。夏の甲子園もあるので、また頑張ってほしい」と話していました。