春の山菜で人気 “タラの芽”の収穫盛ん 砂川

ほのかな苦みが特徴の山菜、タラの芽の収穫が砂川市の農場で盛んに行われています。

タラの芽はタラノキの新芽を食用にするもので、春の山菜として人気があります。
砂川市の室松玲子さんの農場では、室温が16度に保たれた農業用ビニールハウスの中で、緑色のタラの新芽が芽吹いています。
農場では、タラノキのほだ木から5センチほど伸びた新芽を切りとったあとパック詰めをして、道内のほか、首都圏などに出荷しています。
室松さんによりますと、タラの芽は天ぷらで食べるのが一般的だが食材の風味を楽しむ食べ方として塩ゆでしてわさびじょうゆで食べる「刺身風」や、油でさっと炒めてバターとしょうゆをたらした「バターじょうゆ炒め」がおすすめだということです。
室松さんは「春を待ち望んで膨らんだエネルギーを蓄えた野菜です。ぜひ召し上がってください」と話していました。
農場によりますと、作業は4月上旬まで続くということです。