センバツ別海高校初戦勝利ならず 地元は熱い声援

センバツ高校野球に21世紀枠で出場した別海高校。
20日の試合には敗れましたが、選手らの雄姿に町民からは熱い声援が送られました。

別海は粘りの野球を目指しましたが、狙い通りの展開にはできず、岡山の創志学園に0対7で敗れました。
地元の別海町では町民などおよそ400人が集まり最後まで諦めない姿に声援を送りました。
地元の幼稚園の教諭は「甲子園に出るってことが、本当にこの町にとっては信じられないくらいのことだったので、ありがとうと言いたいです。素敵なプレーだった」と伝えたいです」と話していました。
エースの堺暖貴投手の祖父である安部政博さんは「町民の後押しもありましたけれども、やはり自分たちの努力が実ったなと、そう思っています。あっぱれです。胸を張って帰ってこい」と話していました。
試合後、別海高校の影山航大選手は「勝ってみんなで喜びたかったが、まだそのレベルには達してないと感じたので、これからもっと練習をたくさんして、夏にリベンジしたい」と話し、中道航太郎主将は「勝ちきれなかったのは本当に悔しい。次は夏に絶対戻ってきて、もう一度町民の皆さまに応援に来ていただいて、絶対に次は勝ちをプレゼントしたいと思う」と話していました。