彼岸の中日 雪かきしながら墓参り

彼岸の中日の20日、札幌市の霊園には、午前中から家族連れなどが墓参りに訪れ、雪かきに励んでいました。

札幌市豊平区の「平岸霊園」には、彼岸の中日の20日、午前中から家族連れなどが墓参りに訪れました。
札幌では19日、およそ10日ぶりにまとまった雪がふったため、この霊園では多いところで1メートル50センチほどの雪が積もっていて、訪れた人は墓の周りの雪をスコップでかき出していました。
そして、きれいになった墓を前に花や果物などを供えて線香をたき、先祖に声をかけながら手を合わせていました。
家族で墓参りに訪れた札幌市の50代の男性は「例年、墓参りに訪れる人が減っているように感じます。ご先祖様には、家族が元気でいられるようお願いしました」と話していました。
札幌市の80代の女性は「雪かきが大変でしたが親の墓参りに来られてよかったです。入院している弟が元気になるようお参りしました」と話していました。