網走の高校生が地元特産の山わさび使ったポテトチップスを開発

網走市の高校生が、地元の特産品を使った商品で地域おこしをしようと、山わさびを使ったポテトチップスを開発し、19日、校内で先行販売会が行われました。

網走桂陽高校では、地元の特産品を使った商品で地域を盛り上げようと、3年生9人が地元企業と協力して、1年かけて新商品の開発に取り組んできました。
このたび、オホーツク地方で栽培が盛んな山わさびと、地元メーカーが製造するしょうゆを使った「あばしりポテトチップス」が完成し、19日高校で生徒と教職員向けの先行販売会が行われました。
ポテトチップスには、パウダー状にした山わさびとしょうゆがまぶされていて、ピリッとした辛みとコクが感じられる仕上がりになっています。
開発に携わった3年生は卒業式を終えて新生活への準備があるため、後輩の2年生が販売を行い、用意した500袋はおよそ1時間で完売しました。
販売した2年の女子生徒は、「とてもおいしく仕上がっている。3年生の思いを引き継いで、地元・網走をPRしていきたい」と話していました。
「あばしりポテトチップス」は20日から2日間、市内のスーパーで行われる販売会で購入できるほか、21日からは道内各地の土産物店でも買うことができます。