シリーズ「地震・津波から命を守る」避難施設のカギが開かない

シリーズでお伝えしている「地震・津波から命を守る」。今回は、避難場所を開設する際の課題についてです。
能登半島地震の際、富山県にある緊急避難場所の小学校では、元日のため、カギを管理している担当者がすぐに駆けつけることができず、中に入れなくなりました。そこで、避難してきた人たちは、自治体から許可を取ったうえで、窓ガラスを割って入り、中からカギを開けました。
被災地では、こうした事態が相次いだということです。避難場所のカギの管理の方法は自治体や各地の施設ごとに決められていて、このうち、小中学校については近くに住む担当者が管理し、緊急時に駆けつけるという運用が少なくありません。現状について、苫小牧市で取材しました。

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映像はNHKの公式番組配信サービスの「NHKプラス」で放送後1週間、配信しているほか、インターネットのニュースサイト「北海道NEWSWEB」にも掲載しています。