気象予報士の赤羽祐介さんが北見市でイベント

NHKのニュース番組に出演している気象予報士、赤羽祐介さんが、天気について楽しく教えるイベントが3月16日、北見市で開かれました。

このイベントは、多くの人に気象に興味を持ってもらおうと開かれたもので、会場の北見市民会館にはおよそ230人が集まりました。
イベントでは、NHKの「ほっとニュース道北・オホーツク」に出演している気象予報士、赤羽祐介さんがオホーツク地方を訪れて撮影した写真を紹介し、流氷の写真では、流氷が岸に近づく時は気温が低い日が多いことなどを説明していました。
また道内で9人が死亡した11年前の暴風雪の天気図で、北海道に等圧線が7本以上かかっていることを示した上で「このような天気図の時は気象予報士の声に耳を傾けてほしい」と話し、天気予報の見方を知ることが命を守ることにつながると訴えました。
このほか、参加者が撮影した空の写真を、気象条件などとともに紹介する時間も設けられ、訪れた人は興味深そうに耳を傾けていました。
置戸町から訪れた女性は「すごい楽しかった。空を見るのが好きなので、いろいろな話が聞けてよかった」と話していました。
また、美幌町から訪れた男性は「天気や自然に対する知識や理解を深めていかないといけないと感じた」と話していました。