オホーツク海の毛ガニ漁始まる

オホーツク海で行われる毛ガニ漁がことしも始まり、生きのいいカニが次々と水揚げされました。

オホーツク海側の毛ガニ漁は15日、解禁され、このうち興部町の沙留漁港では、16日午前9時ごろに沖合で漁を終えた7隻の漁船が戻り、初水揚げが行われました。
この時期にオホーツク海でとれる毛ガニは、流氷の下の冷たい海で栄養を蓄えて、身がしまり、味の良いものが多いということで、16日は甲羅の幅が10センチ以上ある毛ガニが次々に水揚げされていました。
沙留漁港の沖合には、16日はまだ流氷が残っていたため、仕掛けられたカニかごは、4分の1ほどしか回収することができず、沙留漁港での初日の水揚げ量はおよそ270キロでした。
沙留漁協の加賀谷一則組合長は「流氷があって、思ったように水揚げが出来ませんでしたが、揚がってきた毛ガニを見ると大きさもいいので、今後の漁に期待してます」と話していました。
沙留漁協では、5月中旬まで毛ガニ漁を行う予定です。