網走市の「オホーツク流氷館」で流氷の入れ替え作業

網走市の観光施設「オホーツク流氷館」で3月15日、展示している流氷を新しい流氷に入れ替える作業が行われました。

網走市の観光施設、「オホーツク流氷館」では、マイナス15度の寒さを体験できる部屋に、およそ120トンの流氷を展示していて、毎年この時期、汚れたりすり減ったりした流氷を入れ替えています。
15日は、これまで展示していた流氷をすべて建物の外に出したあと、網走沖10キロで採取した流氷を、作業員が重機などを使って6時間以上かけて運び入れました。
新しい流氷は、訪れた人たちが実際に触れて、その冷たさや感触を楽しむことができるということです。
横浜市から観光で訪れた女性は「流氷を見るのも初めてだが、こんなにたくさんの人が一生懸命入れ替え作業をしていて、貴重なシーンを見させてもらった」と話していました。
オホーツク流氷館の田口桂社長は「流氷館は1年を通して、流氷を見て、触って、知っていただける施設なので、ぜひ多くの人に来てもらいたい」と話していました。