浦幌町の海岸にマッコウクジラの死体

12日、浦幌町の海岸で体長5メートルほどのマッコウクジラの死体が見つかり、道が対応を検討しています。

十勝総合振興局によりますと、12日午後、浦幌町の厚内漁港近くの海岸で、「クジラが漂着している」と海岸のそばを走っていた列車の乗客から道内でクジラの調査を行っているNPO法人に通報がありました。
道の担当者らが確認したところ、見つかったのは、体長5メートルほどのメスの「マッコウクジラ」で、海岸に打ち上げられていて、子どもとみられるということです。
NPO法人によりますと、何らかの原因で流れ着いたとみられるということで、北海道大学と帯広畜産大学の研究者があす、生態を調査するために解剖を行うことにしてるほか、道も解剖が終わりしだい、埋め立て処分を含め今後の対応を検討することにしています。
浦幌町などは、感染症などのおそれがあるため、クジラに触れないよう注意を呼びかけています。