ストップ!闇バイト 北見市の高校生がポスター作製で感謝状

「闇バイト」に応募して特殊詐欺などの実行役に若者が加担させられる事件が相次ぐ中、北見市の高校生が「闇バイト」の防止を呼びかける啓発ポスターを作製し、警察から感謝状を贈られました。

啓発ポスターを作製したのは北見市内の高校3校の生徒たちで、今月8日に道警北見方面本部で行われた贈呈式では生徒の代表4人が土屋仁本部長から感謝状を手渡されました。
学校ごとに作られたポスターはあわせて3種類で、すべてに「闇バイトは犯罪です」という言葉が大きく描かれています。
このうち北見柏陽高校のポスターには「高収入」や「日払い」など、闇バイトの求人によく書かれている単語を9つ並べて、これらの甘い誘いにのらないよう注意を呼びかけています。
北見柏陽高校2年の女子生徒は「闇バイトについて詳しく知らなかったが、ポスターの作製を通じて自分の身近に潜んでいることを学んだ」と話していました。
北見工業高校1年の男子生徒は「闇バイトは甘い言葉で誘ってくるので、知識がないと引っかかってしまう。ポスターを通じて多くの人に手口を知ってもらいたい」と話していました。
高校生が作製したポスターは北見市内の図書館などに掲示されることになっています。