函館高等技術専門学院で修了式 2年間の訓練課程終える

道立の函館高等技術専門学院で訓練生の修了式が行われ、学院長が「これからも学ぶことは山ほどあるが、失敗を恐れずにチャレンジしてほしい」と激励しました。

函館高等技術専門学院では主に高校を卒業した人たちが2年間にわたって建築技術や自動車整備などの専門知識や技術を学んでいて、13日は訓練課程を終えた26人が修了式を迎えました。
式では、藤島克己学院長が1人1人に修了証書を手渡したあと、「ここで学んだ技能がすべてではなく、これからも学ぶことは山ほどあるが、焦らず着実に自分のものにして、何事にも失敗を恐れずにチャレンジしてほしい」と式辞を述べました。
学院によりますと、修了生の多くが道内の自動車や建築などの会社に就職が決まっているということです。
建築技術科を修了した成田心さんは「すべての課程を修了できうれしく思います。この2年間で身につけたことを今後、仕事にいかしていきたいです」と話していました。