“人とクマの共生へ” 北大の研究チームが調査研究に寄付募る

人とクマが共生できる環境づくりに向けた調査・研究のために、北海道大学の研究チームが寄付を募るクラウドファンディングを行っています。

クラウドファンディングで研究費を募っているのは、北海道大学大学院獣医学研究院の坪田敏男教授の研究チームです。
研究チームでは、寄付を活用して▼ヒグマやツキノワグマの生態についての調査を進め、各地で相次ぐクマによる人身事故の防止対策を探るほか、▼若手の研究者の育成にもつなげるということです。
また、極地に生息するホッキョクグマやネパールの高山地帯のヒグマなどに関する国際的な学術調査にも資金を充てたいとしています。
坪田教授は「人とクマとが共に生きられる環境を未来に残すため、皆様からのご支援をお願いしたい」と話しています。
今回のクラウドファンディングは目標金額を500万円として、来月15日まで寄付を受け付けています。