東日本大震災から13年 恵庭市で追悼と復興のキャンドル

東日本大震災の発生から13年となった11日、恵庭市で犠牲になった人への追悼と復興への思いを込めてキャンドルに火がともされました。

恵庭市のJR恵み野駅前では地元の商店会の人が中心になって毎年3月11日に犠牲者への追悼や復興への思いを込めて駅前の道にキャンドルをともしています。
13年目となる11日は、手作りのおよそ250個のキャンドルが100メートルほどにわたって並べられました。
午後5時ごろに雪を固めて作った灯ろうの中のキャンドルに主催者たちが火をつけると、足元をオレンジ色の光が照らしました。
訪れた人たちは、雪景色の中で揺れるキャンドルの火を眺めたり、写真を撮ったりして、震災で犠牲になった人を追悼していました。
訪れた人は「キャンドルを見て少しでもみんなが忘れないでいてくれると思います。当たり前がいかに幸せかを改めて感じました」と話していました。
主催した「恵み野商店会」の落合信也会長は「震災のあった日を思い出してもらうことで、風化させないようにという思いを込めて企画しています」と話していました。