紋別を訪れている外国人がすし握りで日本文化に触れる

技能実習制度などで紋別市を訪れている外国の人たちに日本の文化に触れてもらおうと、すしを握る体験会が開かれました。

この体験会は、技能実習制度などで地元を訪れる外国の人たちに日本の文化に触れてもらいたいと紋別市の市民団体が開き、10日はタイやベトナムから地域を訪れているおよそ20人が参加しました。
体験会では、地元ですし店を営む飯田廣幸さんが講師役をつとめ、まず参加者の前ですしの握り方を実演しひとくちで食べやすい大きさに握ることが大切などと説明しました。
このあと参加者たちは地元でとれたホタテや甘エビなど9種類のすしづくりに挑戦し、最初は適量のしゃりをうまく手に乗せられなかったり、握る力の加減に苦労したりしていましたが、講師役に手伝ってもらいながら1つ1つのすしを完成させていました。
参加した30代のベトナム人男性は「すしを食べたことはありますが自分で握ったのは初めてです。握るのは難しかったけどおいしいのでまた作ってみたいです」と話していました。