ガリンコ号が縁 紋別市と大分の中学生がオンライン交流

紋別市の中学生と流氷観光船「ガリンコ号3」を建造した造船所がある大分県佐伯市の中学生が、オンラインで交流しました。

この交流会は、「ガリンコ号3」を通じて交流を深めようと、船が就航した令和3年度から毎年行われていて、3月8日は紋別市の渚滑中学校の生徒19人と、大分県佐伯市の本匠中学校の生徒6人が参加しました。
交流会では、はじめに本匠中学校の生徒たちが、佐伯市を流れる川は水質がよくホタルも見ることができることや、実際に造船所を見学した際に船が大きく迫力があったことなどを紹介していました。
これに対して渚滑中学校の生徒たちは、「ガリンコ号3」に乗った感想を述べたほか、自分たちで制作したクリオネの着ぐるみを着てガリンコ号からの景色などを紹介する動画を上映し、交流を深めていました。
参加した渚滑中学校の男子生徒は「北海道以外の学校のことを知ることができて勉強になった」と話していました。
また女子生徒は「ガリンコ号は紋別のシンボルなので造ってくれてうれしい。いつか流氷があるときに乗りに来てもらいたい」と話していました。