特殊詐欺をVRで疑似体験する催し 帯広

道内でも相次ぐ特殊詐欺の被害を少しでも食い止めようと、VR=バーチャルリアリティーの動画で詐欺の手口を疑似体験する催しが帯広市で開かれました。

この催しは、帯広警察署が開き、会場となった帯広市内の商業施設では、買い物客がゴーグルを装着し、VRの技術を使って特殊詐欺の手口を疑似体験しました。
ゴーグルを装着した人の目の前には、パソコンの画面に「ウイルスが検知されました」などと偽の警告が表示され、ウイルスを除去するためにクレジットカードの番号を入力するよう求める手口が紹介されました。
買い物客は警察官から、不審に思うことがあれば慌てて自分ひとりで対処せず周りに相談することが大切だとアドバイスを受けていました。
帯広市の50代女性は「パソコンなどに詳しくなく、このようにもっともらしいことを言われると疑えないので、気をつけなければいけないと思いました」と話していました。
帯広警察署管内では、去年1年間に起きた特殊詐欺の被害額が約1億2000万円と、過去最高を記録していて、帯広警察署生活安全課の別紙幸治係長は「手口を体験することで1人1人が特殊詐欺にあらためて気をつけてほしいと思い、催しを開きました。ことしに入ってからも詐欺被害が続いているので、いま一度気をつけてほしい」と話していました。