鈴木知事の政治資金パーティー主催の政治団体が収支報告書訂正

鈴木知事の政治資金パーティーを主催する政治団体が、令和3年と令和4年に開催した政治資金パーティーでパーティー券を購入した人数に誤りがあったとして、5日付けで政治資金収支報告書を訂正していたことが分かりました。

政治資金収支報告書を訂正したのは、鈴木知事の政治資金パーティーを主催し、ニトリホールディングスの似鳥昭雄会長が代表を務める政治団体、「活力あふれる北海道の未来を実現する会」です。
それによりますと、鈴木知事の政治資金パーティーでパーティー券を購入した人数について、▼令和3年が3703人、▼令和4年が3707人となっていましたが、正しくは、▼令和3年が1193人、▼令和4年が1237人だったとしています。
令和2年は、コロナ禍でパーティーは開催されていませんでした。
政治資金規正法では、パーティー券を「購入した人の数」を記載するよう定められていますが、収支報告書には、購入された「枚数」を記載していたとしています。
外部からの指摘で発覚し、知事に当選後、初めての開催となった令和元年にも同様の対応が取られていたということです。
鈴木知事の後援会事務所の担当者は、「複数枚を購入した人を記載することが適当だということで訂正した。引き続き確認しながら収支報告書の作成にあたっていく」としています。