釧路湿原の魅力など解説のボランティア団体 道開発局から表彰

日本最大の湿原、釧路湿原を訪れた人たちに、およそ20年にわたって自然環境の魅力や自然再生の取り組みを解説する活動を行ってきたボランティア団体が、北海道開発局から表彰を受けました。

道内の河川に関わる優れた活動に贈られる「かわたびほっかいどう」の優秀賞に選ばれたのは、ボランティア団体の「くしろ自然再生解説員」です。
団体のメンバーには5日、釧路市で北海道開発局から木でできた記念のトロフィーが手渡されました。
釧路湿原はタンチョウや、貴重な淡水魚、イトウの生息地となっていますが、農地開発や河川改修などの影響で戦後の50年で面積が2割ほど減るなどしたため、2005年から行政や住民らが自然環境の再生事業に取り組んできました。
団体では、この事業に合わせて湿原を一望できる釧路町の「細岡展望台」で、訪れた人たちに自然環境のほか、河川改修で直線化された川を元の蛇行した状態に戻す工事など自然再生の取り組みを解説してきたということです。
団体には10代から80代までの29人のメンバーが所属し、2人以上が参加できる日に解説を行っているということで、「くしろ自然再生解説員」の小林京子さんは「訪れた人が再び訪れたくなる楽しい解説を心がけていて、活動が評価されうれしい」と話していました。