秩父別町とタイの小学生がオンラインで交流

空知の秩父別町の小学生が、タイのチェンマイにある小学校とオンラインで結び、現地の子どもたちと交流しました。

秩父別小学校では3年生が総合的な学習の一環で「国際理解」の授業に取り組んでいます。
4日は町の役場に勤めるタイ人女性の通訳で、タイのチェンマイにある小学校とオンラインで結び、現地の子どもたちと交流しました。
はじめに子どもたちは互いの国の言葉であいさつを交わしたあと、クイズ形式で学校生活や文化の違いを教え合いました。
このうち日本のひな祭りで飾るものは何かというクイズに対して、タイの児童は21人のうち9人が、おひな様と正解を答えました。
一方、タイで新年のお祝いにすることは何かというクイズでは、新年が4月で気温が高いため、互いに水を掛け合うというのが正解だと分かると、秩父別小の児童たちは驚いていました。
最後にタイの先生から「タイに遊びに来たいですか?」と聞かれると、秩父別小の児童は「行きたい」と手を挙げていました。
参加した児童は「タイでは、曜日によって色の違う制服を着ると分かりました」とか、「タイは雪が降らない国で、今の気温が35度と聞いて驚きました」などと話していました。