人手不足が課題 福祉分野の仕事を紹介するイベント

人手不足が課題となっている福祉の分野で人材確保につなげようと、福祉の仕事を紹介する催しが札幌市で開かれています。

この催しは北海道社会福祉協議会が開催し、会場となった札幌市のホテルには道内各地から高齢者の介護や障害者の支援などに携わる62の法人が参加しました。
催しでははじめにそれぞれの法人が訪れた人たちに向けて1分間で職場や仕事内容の特徴などを紹介しました。
法人ごとに設けられたブースで個別面談が行われ、訪れた人たちは勤務形態や採用スケジュールなどについて担当者から説明を受けていました。
会場を訪れた大学3年の女子学生は「子どもと関わる事が好きなので来てみました。職場の雰囲気が自分に合うかどうかなど聞いてみたいです」と話していました。
北海道社会福祉協議会北海道福祉人材センターの魚住安来主事は「福祉業界には昔から良くないイメージがあるが、働きやすい環境を整えている法人も多いので、いろいろな情報を得て今の福祉業界を知ってもらいたい」と話していました。